「結婚したい」という気持ちが高まって、勢いそのままにゴールインするカップルも多いですよね。でも結婚してから「こんなはずじゃなかった」と感じる瞬間は、意外とすぐにやってきます。お金の使い方や家事の分担、親戚付き合いなど、結婚生活には恋人時代とは違う現実的な場面がたくさん待っているからです。
幸せな結婚生活を送るために大切なのは、結婚前にしっかり二人で話し合っておくことです。価値観の違いを知り、お互いに納得できる形を見つけておけば、結婚後のトラブルを減らせます。ここでは、結婚前に話し合っておきたいポイントを具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚前の話し合いはなぜ必要なの?
恋人同士のときは楽しい時間を過ごすことが中心ですが、結婚するとお金や家族との関係など、現実的な問題が一気に増えます。話し合いを後回しにすると、結婚後に意見の食い違いが表面化して、お互いにストレスを感じてしまうかもしれません。
1. 結婚後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐため
結婚してから初めて「こんな考え方だったの?」と気づくことは珍しくありません。たとえば、お金の使い方ひとつをとっても、貯金を優先したい人と今を楽しみたい人では考え方がまったく違います。恋人時代は自分のお金を自由に使えましたが、結婚すると家計として一緒に管理することが多くなるでしょう。
そのときになって価値観の違いに気づいても、簡単には変えられません。結婚前に話し合っておけば、お互いの考えを理解したうえで、納得できる方法を見つけられます。事前に確認しておくことで、結婚後の驚きや失望を減らせるはずです。
「こんなはずじゃなかった」という後悔は、ほとんどがコミュニケーション不足から生まれます。恋愛中は相手の良いところばかり見えてしまいますが、結婚生活では日常的な細かい部分が積み重なっていきます。だからこそ、結婚前にしっかり話し合う時間を持つことが大切です。
2. お互いの価値観を知る大切な機会
価値観というと難しく聞こえますが、要するに「何を大事にしているか」ということです。仕事を優先したいのか、家族との時間を大切にしたいのか、趣味や友人との付き合いも続けたいのか。人それぞれ違って当たり前です。
結婚前の話し合いは、お互いの価値観を深く知るチャンスになります。たとえば「休日はのんびり家で過ごしたい」という人と「外に出かけてアクティブに楽しみたい」という人が結婚すると、週末のたびに意見が合わなくてモヤモヤするかもしれません。
でも事前に話し合っておけば、「月に2回は一緒に出かけて、残りは自由に過ごす」といった妥協点を見つけられます。価値観の違いを否定するのではなく、お互いを尊重しながら歩み寄る姿勢が、幸せな結婚生活につながっていくでしょう。相手の考え方を知ることで、より深い信頼関係も築けます。
3. 話し合いに最適なタイミングはいつ?
話し合いのタイミングは、プロポーズの前後がおすすめです。プロポーズ前なら、結婚を決める前にお互いの考えを確認できます。プロポーズ後なら、結婚への気持ちが固まっているので、より具体的な話がしやすくなるでしょう。
ただし、結婚式の準備が始まってからだと、忙しくて落ち着いて話す時間が取れなくなってしまいます。結婚式の日取りを決める前に、大切なことは話し合っておくと安心です。一度にすべてを話そうとせず、何回かに分けてゆっくり話すのもいいですね。
リラックスできる雰囲気づくりも大切です。カフェでのんびりお茶を飲みながら、自宅で晩酌しながらなど、お互いが本音を話しやすい環境を選びましょう。重たい空気にならないよう、「将来のことを一緒に考えたいな」と軽く切り出すのがコツです。
お金のことはしっかり確認しておきたい
お金の問題は、結婚生活で最も揉めやすいテーマのひとつです。恋人同士のときは気にならなくても、生活を共にするとなると話は別。収入や貯金、お金の使い方について、結婚前にオープンに話しておくことが大切です。
1. 現在の収入と貯蓄額を共有する
お互いの収入を知らないまま結婚するカップルも意外といますが、それは後々トラブルの元になりかねません。月々の手取り額や、どれくらい貯金があるのかは、結婚生活を設計するうえで必要な情報です。正直に伝え合うことで、現実的な生活設計ができます。
貯金額を言いにくいと感じるかもしれませんが、隠していても結婚後にはわかってしまいます。「実はほとんど貯金がなかった」と結婚後に知ると、信頼関係にヒビが入ってしまうでしょう。逆に、思っていたより貯金があれば安心材料になります。
収入や貯蓄を共有するときは、相手を責めたり比較したりしないことが大切です。金額の多い少ないではなく、今後どうやって一緒に暮らしていくかを考える材料として話し合いましょう。お互いの経済状況を知ることで、より現実的な将来設計ができるはずです。
2. 結婚後のお金の管理方法を決める
お金の管理方法は家庭によってさまざまです。共働きなら、お互いに決まった金額を出し合って残りは自由に使う方法もあれば、片方が全額管理する方法もあります。どちらが良い悪いではなく、二人に合った方法を見つけることが大切です。
一般的な管理方法をいくつか挙げてみます。
- 共通口座を作り、お互いに決まった額を入れて生活費にする
- どちらか一方がすべて管理し、もう一方にお小遣いを渡す
- 家賃や光熱費など項目ごとに分担する
- 収入の割合に応じて負担額を決める
どの方法を選ぶにしても、不公平感が残らないように話し合いましょう。「自分ばかり負担が大きい」と感じると、不満がたまってしまいます。お金の管理は結婚生活の土台になる部分なので、お互いが納得できる方法を選ぶことが何より大切です。
3. お互いの金銭感覚や使い道を知っておく
金銭感覚の違いは、日常生活のあらゆる場面で影響してきます。たとえば外食ひとつとっても、「月に何度も外食したい」という人と「自炊して節約したい」という人では考え方が違います。趣味にお金をかけたい人もいれば、将来のために貯金を優先したい人もいるでしょう。
普段どんなことにお金を使っているのか、何を大切にしているのかを話し合ってみてください。ブランド品を買うことが好きなのか、旅行にお金をかけたいのか、それとも日々の食事を充実させたいのか。価値観は人それぞれです。
完全に金銭感覚が一致する必要はありませんが、大きくズレていると後々ストレスになります。「このくらいの出費は許容範囲」という基準をすり合わせておくと、結婚後の買い物でも揉めにくくなるでしょう。お互いの価値観を尊重しながら、バランスを取っていく姿勢が大切です。
4. 借金やローンの有無も正直に伝え合う
借金やローンがあることは、なかなか言い出しにくいかもしれません。でも結婚してから「実は借金があった」と知ったら、相手はどう感じるでしょうか。信頼を失ってしまう可能性が高いです。
奨学金の返済や車のローン、クレジットカードのリボ払いなど、借金には色々な種類があります。悪いことをしたわけではなくても、返済義務があることは事実です。結婚すると家計が一緒になるので、相手にも影響が出てきます。
正直に伝えることは勇気がいりますが、隠し続けるほうがリスクは大きいです。早めに打ち明けて、一緒に返済計画を考えましょう。相手が受け入れてくれるかどうかも含めて、結婚前に確認しておくべき重要なポイントです。誠実に向き合う姿勢が、お互いの信頼関係を深めることにつながります。
仕事やキャリアについてどう考えている?
仕事に対する考え方も、結婚前に確認しておきたいテーマです。特に女性の場合、結婚や出産を機に働き方が変わることも多いでしょう。お互いのキャリアプランを共有して、どんな働き方をしていきたいのか話し合っておくことが大切です。
1. 結婚後も今の仕事を続けるかどうか
結婚後も今の仕事を続けたいと思っているのか、それとも転職や退職を考えているのか。これは生活設計に直結する重要な問題です。共働きを前提にしていたのに、相手が「結婚したら仕事を辞めたい」と思っていたら、計画が大きく変わってしまいます。
仕事を続けたい理由も人それぞれです。キャリアアップを目指している人もいれば、経済的な自立を大切にしている人もいます。逆に、家庭を優先したいから仕事を辞めたいという考えも尊重されるべきです。
どちらが正しいということはありません。大切なのは、お互いの考えを知ったうえで、二人で納得できる選択をすることです。仕事を続けるにしても辞めるにしても、その後の生活にどう影響するのかを一緒に考えましょう。キャリアに対する価値観を共有することで、お互いを支え合える関係が築けます。
2. 転勤や転職の可能性はあるか
仕事によっては転勤の可能性があります。全国転勤や海外赴任がある職種なら、結婚後の生活に大きく関わってきます。転勤になったときに一緒についていくのか、それとも別々に暮らすのか。事前に話し合っておかないと、いざというときに揉めてしまうでしょう。
転職を考えている場合も同じです。「もっとやりがいのある仕事に挑戦したい」「収入を上げたい」など、転職の理由はさまざまです。結婚を機に転職するつもりなのか、それとも今の仕事を続けながらタイミングを見るのか。
キャリアプランは人生設計そのものです。お互いの仕事への思いを理解し合うことで、どちらか一方が我慢するのではなく、二人で協力して進んでいけます。転勤や転職があっても、事前に話し合っておけば冷静に対応できるはずです。
3. 共働きか専業主婦(夫)か
共働きを続けるのか、どちらかが家庭に入るのか。これは家族の形を決める大きな選択です。経済的な事情だけでなく、お互いの価値観や理想の生活スタイルによっても変わってきます。
共働きを選ぶなら、家事や育児の分担をどうするかも合わせて考える必要があります。仕事も家事も全部一人でやるのは無理があるからです。逆に専業主婦(夫)を選ぶなら、収入が一本になることへの不安や、家事の負担について話し合っておきましょう。
どちらを選んでも、その選択を尊重し合うことが大切です。「働かないなんて」「専業主婦なんて楽でいいね」といった価値観の押し付けは、関係を壊してしまいます。お互いが納得した形で、それぞれの役割を果たしていける働き方を見つけましょう。
家事の分担はどうする?
結婚生活で毎日発生する家事。恋人時代はそれぞれ自分のことだけやっていればよかったですが、結婚すると二人分の家事が待っています。どう分担するか事前に話し合っておくと、結婚後のストレスを減らせます。
1. 得意な家事と苦手な家事を伝え合う
家事といっても色々あります。料理、掃除、洗濯、買い物、ゴミ出しなど、やることは山ほどです。誰でも得意な家事と苦手な家事があるでしょう。料理は好きだけど掃除は嫌い、洗濯はできるけど料理は苦手など、人によってさまざまです。
お互いの得意・不得意を知っておくと、分担がスムーズに決まります。得意なことを担当すれば、ストレスも少なくて済みます。苦手な家事を無理に押し付けられると、毎日がつらくなってしまうでしょう。
「家事は全部女性がやるもの」という古い考えは捨てましょう。共働きなら、家事も二人で分担するのが当然です。一方が仕事だけして、もう一方が仕事も家事もすべてやるというのは不公平です。お互いが納得できる分担を見つけることが、円満な結婚生活への第一歩になります。
2. 具体的な分担方法を決めておく
「できる人がやる」という曖昧なルールは、結局どちらかに負担が偏りがちです。できるだけ具体的に分担を決めておくと、後々揉めにくくなります。たとえば「料理は私、皿洗いはあなた」「洗濯は交代制」といった感じです。
分担方法の例をいくつか挙げてみます。
- 平日の料理は妻、週末は夫が担当
- 掃除は週末に二人で一緒にやる
- ゴミ出しや買い物は夫の担当
- 洗濯物を干すのは妻、たたむのは夫
こうして役割を明確にしておくと、「やったつもり」「やってくれると思った」というすれ違いが減ります。もちろん、忙しいときは助け合うことも大切です。完璧を目指すのではなく、お互いができる範囲で協力し合う姿勢を持ちましょう。
3. 家事の優先順位や頻度についても話す
家事に対する価値観も人それぞれです。毎日掃除機をかけたい人もいれば、週に1回で十分と思う人もいます。洗濯物は毎日たたみたい人もいれば、ある程度たまってから一気にやりたい人もいるでしょう。
こうした細かい部分で意見が合わないと、日々の生活でストレスがたまります。「部屋が汚い」と感じる基準が違うと、片方は気にならないのにもう片方はイライラしてしまいます。
どの家事をどのくらいの頻度でやるのか、事前にすり合わせておくと安心です。完璧主義の人とおおらかな人が結婚すると、特に価値観の違いが出やすいです。お互いの「ちょうどいい」を見つけて、歩み寄っていく姿勢が大切になります。
子どもについてどう思っている?
子どもを持つかどうかは、結婚生活を左右する大きなテーマです。恋人時代には深く話さないことも多いですが、結婚前にはしっかり確認しておく必要があります。子どもに対する考え方が大きく違うと、結婚後に深刻な問題になりかねません。
1. 子どもは欲しいかどうか
まず一番大切なのは、お互いに子どもが欲しいと思っているかどうかです。「結婚したら子どもを持つのが当たり前」と思い込んでいる人もいますが、必ずしもそうではありません。子どもを持たない人生を選ぶカップルも増えています。
片方は子どもが欲しいのに、もう片方は欲しくないという場合、簡単には妥協できない問題です。どちらかが我慢すると、後々大きな不満につながってしまいます。結婚前に正直に話し合って、お互いの気持ちを確認しておくことが大切です。
もし考えが違うなら、その理由も聞いてみましょう。経済的な不安や仕事への影響、育児への自信のなさなど、理由は人それぞれです。話し合ううちに気持ちが変わることもありますし、理解し合えることもあります。ただし、相手の考えを無理に変えようとするのは避けましょう。
2. 何人くらい欲しいと思っているか
子どもが欲しいという点で一致していても、人数については意見が分かれることがあります。一人っ子でいいと思っている人もいれば、兄弟がいたほうがいいと考える人もいます。経済的な事情や、自分が育った環境も影響してくるでしょう。
理想の人数を話し合うことは大切ですが、必ずしもその通りになるとは限りません。妊娠や出産には予想外のことも起こります。計画通りにいかないこともあるという前提で、柔軟に考えることも必要です。
「絶対に二人欲しい」と決めつけるのではなく、「二人くらいいたらいいね」というくらいの温度感で話し合うのがおすすめです。状況に応じて柔軟に考えられる余裕を持っておくと、プレッシャーも減ります。大切なのは、子どもの人数よりも、二人で一緒に家族を築いていくという意識です。
3. 育て方や教育方針についての考え方
子どもができたとき、どんな風に育てたいかという教育方針も話し合っておくといいでしょう。厳しく育てたい人もいれば、のびのび自由に育てたい人もいます。習い事をたくさんさせたいのか、遊びを大切にしたいのか。価値観は人それぞれです。
自分が育てられた環境が、育児の考え方に影響することも多いです。厳しく育てられた人は同じように厳しくしたいと思うこともあれば、逆に自由に育てたいと思うこともあります。お互いの育った環境を知ることで、相手の価値観が理解しやすくなるでしょう。
教育にかけるお金の考え方も大切です。私立に通わせたいのか、公立でいいのか。習い事や塾にどのくらいお金をかけるのか。教育費は家計の大きな部分を占めるので、早めに話し合っておくと安心です。
家族や親戚との付き合い方はどうする?
結婚すると、相手の家族とも関係を築いていく必要があります。実家との距離感や親戚付き合いについて、結婚前に話し合っておくと後々スムーズです。家族を大切にしたい人もいれば、ある程度距離を置きたい人もいます。
1. お盆やお正月の過ごし方
お盆やお正月などの長期休暇をどう過ごすかは、結婚後の大きな問題になりがちです。お互いの実家に帰省するのか、どちらか一方だけにするのか、それとも二人でゆっくり過ごすのか。選択肢は色々あります。
実家を大切にしたい人にとっては、長期休暇に帰省しないことは考えられないかもしれません。逆に、実家との関係があまり良くない人や、休暇は二人で過ごしたいと思う人もいます。どちらが正しいということはありません。
お互いの家族への思いを理解したうえで、バランスを取ることが大切です。たとえば「お正月は夫の実家、お盆は妻の実家」といった交代制にする方法もあります。毎年同じパターンでなくてもいいので、その年の状況に合わせて柔軟に決めていくのもいいでしょう。
2. 実家への帰省頻度をどうするか
長期休暇だけでなく、普段の帰省頻度についても話し合っておきましょう。毎月帰りたい人もいれば、年に数回で十分という人もいます。実家との距離によっても変わってきますが、頻度に対する感覚は人それぞれです。
親が「もっと頻繁に顔を見せてほしい」と思っていることもあります。でも忙しい生活の中で、毎月帰省するのは負担になることもあるでしょう。お互いの家族への思いと、現実的な負担のバランスを考える必要があります。
帰省のたびに喧嘩になるのは避けたいですよね。事前にお互いの希望を話し合って、無理のない頻度を決めておくと安心です。一方の実家ばかりに偏らないよう、公平感も大切にしましょう。家族を大切にしつつも、二人の時間も守るというバランス感覚が必要です。
3. 将来の同居や介護についても考えておく
親が元気なうちは考えにくいかもしれませんが、将来的には同居や介護の問題が出てくる可能性があります。親と同居する予定があるのか、介護が必要になったらどうするのか。今から決める必要はありませんが、考え方を共有しておくことは大切です。
「将来は親と同居したい」と思っている人もいれば、「同居は絶対に嫌」という人もいます。どちらの考え方も間違いではありませんが、大きく違うと後々大変です。結婚してから初めて同居の話が出てきて、揉めるケースも少なくありません。
介護についても同じです。施設に入ってもらうのか、自宅で介護するのか。誰が中心になって面倒を見るのか。簡単に答えが出る問題ではありませんが、お互いの考えを知っておくことで、いざというときに冷静に話し合えます。
日常生活のルールや習慣について
一緒に暮らし始めると、細かい生活習慣の違いが気になることがあります。恋人として会っているときには見えなかった部分が、結婚後には毎日目に入ってきます。小さなことでもストレスになるので、事前に確認しておくと安心です。
1. 生活リズムや清潔感の違いを確認する
朝型の人と夜型の人が結婚すると、生活リズムのズレでストレスを感じることがあります。早く寝たいのに相手がまだ起きている、朝早く起きる音で目が覚めてしまうなど、些細なことが積み重なるとイライラしてしまいます。
清潔感に対する基準も人それぞれです。毎日お風呂に入りたい人もいれば、2日に1回でいいという人もいます。部屋が散らかっていても気にならない人もいれば、常に整理整頓していたい人もいるでしょう。
こうした細かい習慣の違いは、一緒に暮らし始めてから気づくことが多いです。でも結婚前にある程度話し合っておけば、心の準備ができます。完全に合わせる必要はありませんが、お互いが快適に過ごせるような妥協点を見つけましょう。相手の習慣を変えようとするのではなく、受け入れる姿勢が大切です。
2. 休日の過ごし方や趣味の時間
休日をどう過ごしたいかも、人によって違います。二人でデートしたい人もいれば、一人の時間も大切にしたい人もいます。趣味に没頭したい人もいれば、家でのんびり過ごしたい人もいるでしょう。
結婚したからといって、常に一緒にいる必要はありません。お互いに自分の時間を持つことも、健全な関係を保つためには大切です。ただし、「週末はいつも自分の趣味で出かける」となると、相手は寂しく感じるかもしれません。
バランスが大切です。二人で過ごす時間と、それぞれが自由に使える時間をどう配分するか。事前に話し合っておくと、「構ってくれない」「束縛される」といった不満を減らせます。お互いの趣味や友人との時間を尊重し合える関係が理想的です。
3. 友人や異性との付き合い方
結婚後も友人との付き合いを続けたいと思う人は多いでしょう。でも頻繁に飲み会に行ったり、夜遅くまで遊んだりすると、相手は不安を感じるかもしれません。特に異性の友人との付き合いについては、お互いの境界線を確認しておくことが大切です。
「異性の友人と二人きりで会うのはNG」という人もいれば、「友人なら問題ない」と思う人もいます。どこまでが許容範囲なのかは、カップルによって違います。お互いが安心できるルールを決めておくと、後々揉めにくくなります。
SNSでの異性とのやり取りについても、気になる人は気になります。過去の恋人とつながっているのは嫌だという人もいれば、全く気にしない人もいるでしょう。価値観の押し付けにならないよう、お互いが納得できる形を見つけることが大切です。
絶対に譲れないことはある?
どんなに仲良しのカップルでも、譲れないポイントはあるはずです。結婚前に「これだけは譲れない」ということをお互いに伝え合っておくと、結婚後のトラブルを避けられます。相手の譲れないポイントを知ることで、より深い理解にもつながります。
1. お互いの譲れないポイントを伝える
譲れないポイントは人それぞれです。たとえば「タバコだけは絶対に嫌」「ギャンブルは許せない」「浮気は絶対にダメ」など、自分の中で決めている境界線があるでしょう。こうした譲れないことを事前に伝えておくことが大切です。
我慢して言わずにいると、後々大きなストレスになります。結婚してから「実はずっと嫌だった」と言われても、相手は困ってしまいます。早い段階で伝えておくことで、お互いに尊重し合える関係が築けます。
ただし、譲れないポイントが多すぎると、相手は窮屈に感じてしまいます。本当に譲れないことだけを厳選して伝えましょう。相手の譲れないポイントも受け入れる覚悟が必要です。お互いの境界線を尊重し合うことで、心地よい距離感を保てます。
2. 干渉してほしくないことも明確にする
プライバシーや個人の領域を大切にしたい人もいます。たとえば「スマホは見ないでほしい」「趣味の時間には口出ししないでほしい」など、干渉されたくない部分があるでしょう。こうした境界線も、結婚前に伝えておくと安心です。
結婚したからといって、すべてを共有する必要はありません。お互いに一人の時間や秘密を持つことも、健全な関係には必要です。ただし、秘密にしすぎると疑われることもあるので、バランスが大切です。
「これには触れないでほしい」というラインを明確にしておくことで、お互いに快適な距離感を保てます。束縛しすぎず、放任しすぎず。ちょうどいい関係性を作るために、事前に話し合っておきましょう。
3. 価値観の違いを受け入れる姿勢も大切
どんなに話し合っても、完全に価値観が一致することはありません。育ってきた環境が違えば、考え方も違って当然です。大切なのは、違いを否定するのではなく、受け入れる姿勢を持つことです。
「自分の考えが正しい」と押し付けてしまうと、相手は息苦しくなってしまいます。お互いの違いを認め合い、歩み寄っていく努力が必要です。すべてを合わせようとするのではなく、違いを楽しむくらいの余裕があるといいですね。
話し合いの目的は、相手を変えることではありません。お互いを理解し、尊重し合うことです。価値観が違っても、愛情と理解があれば乗り越えられます。柔軟な心を持って、二人らしい関係を築いていきましょう。
話し合いを上手に進めるコツ
話し合いは大切ですが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。お互いが本音を言い合えて、納得できる結論を出すためには、いくつかコツがあります。ここでは、話し合いを上手に進める方法を紹介します。
1. 相手の意見をまず聞くことから始める
話し合いでは、自分の意見を言いたくなりがちです。でもまずは相手の話をしっかり聞くことから始めましょう。途中で遮らず、最後まで聞く姿勢が大切です。相手が話しているときは、スマホを見たり他のことをしたりせず、しっかり向き合いましょう。
相手の話を聞くときは、否定から入らないことが大切です。「それは違う」「でもさ」といった言葉は、相手を萎縮させてしまいます。まずは「そういう考え方なんだね」と受け止めることから始めましょう。
聞いたあとは、自分の意見を冷静に伝えます。感情的にならず、「私はこう思う」という形で話すと、相手も受け入れやすくなります。お互いに話を聞き合うことで、理解が深まり、妥協点も見つけやすくなるはずです。
2. 価値観の押し付けは避ける
自分の考えが正しいと思い込んで、相手に押し付けてしまうのは避けましょう。「普通はこうだよ」「みんなそうしてる」といった言い方は、相手を否定することになります。普通の基準は人それぞれです。
価値観の違いは悪いことではありません。むしろ、違う価値観を持つ二人が一緒になることで、新しい発見があります。相手の考え方から学べることもたくさんあるでしょう。
意見が合わないときは、どちらが正しいかを決めるのではなく、お互いが納得できる妥協点を探しましょう。「ここまでは譲れるけど、これは譲れない」というラインをお互いに出し合って、真ん中を見つける作業です。勝ち負けではなく、二人にとって最善の選択を目指しましょう。
3. 落ち着いて話せるタイミングを選ぶ
話し合いのタイミングも大切です。疲れているときや、どちらかがイライラしているときは避けましょう。冷静に話せる状態でないと、感情的になって喧嘩になってしまいます。
リラックスできる環境で話すのがおすすめです。カフェでお茶を飲みながら、自宅で晩酌しながらなど、二人が心地よく感じられる場所を選びましょう。時間にも余裕を持って、急がずゆっくり話すことが大切です。
一度にすべてを決めようとしなくても大丈夫です。「今日はお金のことだけ話そう」「次は家事分担について考えよう」と、テーマを分けて話すのもいいでしょう。無理に結論を出そうとせず、お互いのペースで進めていくことが、良い話し合いのコツです。
まとめ
結婚前の話し合いは、幸せな結婚生活を送るための大切な準備です。お金や仕事、家事、子ども、家族との付き合い方など、話すべきテーマはたくさんあります。でも一度にすべてを決める必要はありません。少しずつ、お互いのペースで話し合っていけば大丈夫です。
大切なのは、相手の価値観を理解し、尊重し合う姿勢です。完璧に一致する必要はありません。違いを受け入れながら、二人らしい形を作っていくことが、結婚生活を豊かにしてくれます。勢いだけで結婚を決めるのではなく、しっかり話し合って、お互いが納得したうえで新しい生活をスタートさせましょう。


